2011年10月11日火曜日

ページ遷移時のメソッドを整理する。

Windows Phoneのアプリの動作遷移に関しては、以前エントリで紹介しました。

アプリ起動と終了のイベントに関して整理してみる。

今回は、Windows PhoneアプリのActivatedイベントとDeactivatedイベントの間で発生するメソッドを整理したいと思います。overrideしておくと、ページ遷移の時に必ずコールされるようになるメソッドがあります。それが以下の3つのメソッドです。

  1. OnNavigatedFromメソッド
    このメソッドは、起動しているアプリケーションからDeactivatedイベントが発行される間に行われます。
  2. OnNavigatingFromメソッド
    このメソッドは、OnNavigatedFromメソッドよりも前に行われるメソッドです。
  3. OnNavigatedToメソッド
    このメソッドはOnNavigatedFromとは逆で、他のアプリケーションから自分のアプリケーションが戻るときのActivatedイベントが発行される間に行われます。

これらのメソッドの使い所としては、主にテンポラリ等のデータの保存処理と保存したデータの読み出し処理が多くなるかと思います。Windows Phoneアプリは、基本的に意図的に保存処理を記述しない限りデータや設定は保存されない仕組みです。そのため、Windowsボタンでホームに戻ったり、別のアプリケーションに遷移した場合は、アプリケーションがアクティブになったときに設定が保存されていないと、初期状態に戻ったりします。
それを防ぐために上記メソッド内で保存が必要な設定等の保存/読み出し処理を記述しておく必要があります。

イメージの制御で意外にこれで躓いたりしましたので、参考になればと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿